2013年4月2日 星期二

韓国、台湾人の訪日旅行


韓国、台湾人の訪日旅行、羽田利用がトップに-JTB総研調査

  • 2013年4月2日(火)
JTB総合研究所(JTB総研)が実施した「韓国、台湾からの訪日旅行に関する調査」によると、日本への出入国の際の利用空港・海港では、羽田の利 用率が最も高く、韓国は33.3%、台湾は39.1%。次いで成田が23.5%、24.9%となった。JTB総研によると、羽田の再国際化から3年が経過 し、羽田の利便性が浸透しているとの見方だ。また、フェリーの就航や地理的近さから、韓国は福岡空港が10.8%、博多湾が1.4%となり、台湾の福岡空 港4.7%、博多港0.2%よりも高い利用率を示した。

 宿泊地は、韓国、台湾とも「東京」がそれぞれ56.0%、57.7%と最も高い。また、来訪回数が多くなるほど、東京以外の都市の宿泊が増加。韓国は大阪、京都、札幌、奈良、千葉の、台湾は名古屋、横浜、箱根、河口湖の宿泊率が高くなった。

  また、両国ともに来訪回数が増えるほど、個人旅行の比率が高まる傾向がみられた。韓国は74.4%が個人旅行、25.6%が団体ツアーだが、来訪回数が5 回以上の場合、個人旅行の割合が86.7%と増加。台湾は46.3%が個人旅行、53.7%が団体ツアーだが、5回以上の場合個人旅行が52.9%と過半 数を超える結果となった。年代別来訪者数では、韓国は年代が高くなるほど来訪回数が多くなった。台湾は40歳から49歳までが2回目以上来訪している回答 者が最も多かった。

 日本への観光旅行の目的は、韓国、台湾ともに「日本食を楽しむ」がそれぞれ59.9%、57.3%と最も高い結果となった。また、来訪回数が多くなるほど「温泉に入る」の選択率も高くなり、5回以上の場合6割を超え、もっとも高い選択率となった。
  来訪回数が多くなると目的も変化しており、韓国では買い物や街歩きなどの「都市型観光」が増加。「都市で買い物や食事を楽しむ」「寺社など歴史的な建物や 街並みを楽しむ」「美術館や博物館に行く」の回答率が高くなった。台湾人旅行者は日本の歴史文化を体験する「日本文化満喫型観光」へと目的が変化し、「日 本の歴史や文化を体験する」「ホテルや旅館でゆっくり過ごす」「美術館や博物館に行く」の回答率が高くなった。

最も購入するものは「食料品」-次回の訪日、7割以上が2年以内

 日本での観光の際、最も購入するものは「食料品」で、韓国が71.2%、台湾が93.0%。また、両国の旅行者が具体的に購入した商品名、企業・ブ ランド名として、食料品は「東京ばな奈」、衣料品は「ユニクロ」が多く挙げられた。台湾は食料品で「じゃがポックル」「白い恋人」など北海道の商品が挙 がった。

 また、食事場所の選択は、韓国、台湾とも「歩いて見つけた」が44.6%、43.5%と高かった。来訪回数が増えると日本で入手 したパンフレットを見て決めるケースや、観光案内所やホテルで相談して決めるケースが増加した。人気の食事は「お寿司」「ラーメン」「和食(懐石料理など のコース料理)」の人気が高かった。

 次回の訪日旅行の時期は、韓国は72.9%、台湾は91.0%が2年以内という結果になった。次回の 訪日旅行で特に行きたい場所は、韓国は「東京」が15.1%と最も多くなった。訪問回数別だと、3~4回目は「大阪」、5回目以上は「沖縄」「北海道」 「札幌」が上位を占めた。また、放射能の影響を理由に3.9%が「恐らく行かない」と回答した。一方、台湾は「北海道」が最も多い33.3%で、次いで 「東京」「京都」。訪問回数別でも順位に変動はなかった。

 なお、調査はインターネットによるもので、過去3年間に日本を観光旅行で訪れた経験のある韓国、台湾の18歳から69歳の男女を対象におこなった。回答者数は韓国が583名、台湾が616名。調査時期は2013年2月15日から25日まで。

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